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MESSAGE

メッセージ

帝京大学医学部附属 溝口病院 麻酔科

自分の“テーマ”を実現しよう

准教授

平林   剛

出身大学 : 山梨医科大学

多様性を認め、尊重する風土

医師として成長するにつれて「自分のやりたいこと」が明確になってくる先生が多いと思います。溝口病院麻酔科は、個々の目標や得意分野を尊重し合える医局なので、ぜひ先生の目標やテーマを教えていただきたいと思います。

例えば、私はペインクリニックでは東洋医学的なアプローチを中心とした治療を行っているのですが、神経ブロックを得意とする先生とお互い不足する部分を補完し合える体制が理想だと思っています。医局が考える「型」にはめるのではなく、スタッフの意志を取り入れて柔軟に形を変える医局といえます。もちろん、すべての希望が通るわけではありませんが、できる限り先生のテーマを実現できる方法を一緒に考えていきたいと思っています。

帝京大学医学部附属 溝口病院 麻酔科
1つのきっかけ、出会いを大切に

溝口病院麻酔科は研究活動にも積極的です。安藤先生、丸山先生、私がそれぞれ違う分野の研究を行っているので、幅広い視点から指導できることも強みかと思います。
研究活動における私の転機と言えるのが、当科の客員教授で国際標準化機構の委員長*でもある大村昭人先生との出会いでした。当時、私は二酸化炭素吸収装置(キャニスターと二酸化炭素吸収剤)の研究を行っており、米国麻酔科学会にて特許内容を発表する機会を得ました。その発表で大村先生と知り合ったことがきっかけで、ISOの委員として活動することになったのです。私自身がこのような経験をしているので、研究に限りませんが、若手の先生方にも人との出会いを大切にしてほしいと思っています。医療機器に関する研究に興味がある方は、是非ご相談ください。
* ISO/TC121(専門委員会 121) 国内委員会委員長

帝京大学医学部附属 溝口病院 麻酔科
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